ひとり言なんだけどね

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ちゃんと書けるかな・・・いまさらだけど26日 ツアー初日の「微妙な」感想①

. 席は希望通りアリーナ通路横。前方とはいかなかったが、なかなかの良席。その上

アリーナのパイプ椅子の通り道が若干広くなっているような印象で、これまた良し。

ライブ時間も今までよりもかなり短くて、年々足にきている体にはむしろ幸いだった。おかげで仕事から直行したのにさして疲れも感じなかった。

グッズの売り切れもなく、ほとんど待たないで購入できて、雨でもこれまた良し。

だけど・・・終演後。

 

 「楽しかった」相棒はいつもの満面の笑顔。

 「微妙・・・」口からもれ出た言葉に、自分で引いた。

 「初日だし・・・五人の時はもっとグダグダな時もあったよ」相棒の優しいフォロー。 

 「だね・・・」

 

 相棒には悪かったが食事会はまたにしてもらい、私はひとり酒へ。

探した・・・だけどないのだ。いつものライブ後の気持ちがさっぱりどこにもないのだ。

 

  なぜ ?

  なぜ ?

 なぜだかいつもの高揚感も陶酔感も私の中になくて、自分の気持ちがどうしてしまったのかがわからなくて少し慌てた。

 

 皆からの「楽しかった」メールや「どうだった?」メールにも、何も返せなかった。

 

 ゆっくりじっくり考えてみた。

 

 どこがいつもと違っていたのか?

 私とあちら側、どちらがいけないとかでなく、それぞれがどのように変わっていて、それがどうして私をそう思わせたのか。

 

 まず第一に、アルバム発売日の一週間後がツアーの初日だったという事実に当たった。

これは要因の一つだと思う。

本来ならばある程度アルバムを聴きこんでからライブに行ってたのに、それが全くできなかった。ファンとしてかなり準備不足だった。

アルバム発売の後にリリースイベントがあり、ツアー準備が一ヶ月程はあってから初日という、ファンが知っていた従来のスケジュールでなくなっていた点は大きなあちらサイドの違いだ。

 同時に先のツアー Begin Again が終わってすぐに次のツアーがはじまった感があって、まさにツアーを急ぎすぎ。だからか今回は短期間で準備したという印象は否めなくて、ファンであってもこの部分は引くし疑問を持ってしまっていた。

お互いの為にもツアーは早くても年末から来春スタートでよかったと、今でも私はそう思っている。

 

 この準備不足という面からもう一つ。

 アルバムにある新曲のダンスナンバーは振り付けも二人のダンスの切れもよく、相変わらずカッコ良かった。ただ一点、気になって仕方なかった事が、カブセがあまりにきちんと納まってなかった事だ。

時々 ?  ? 

歌詞が歌詞で聞こえなかったのだ。今までもアップテンポの歌詞では「何? 大丈夫」と思う事はあったけど、今回は気になってしかたなかった。たぶん私のアルバム勉強不足がそれを増幅してしまったのだろうけど、あちらの準備不足も確実にあるのではと思っている。

 

 誰のファンでもはツアーが終わった後、寂しい気持ちで数ヶ月を耐えて過ごす。だからこそ次のツアーの始まりが待ち遠しくて、かつまた熱いツアーの開催期間をアーティストとともに駆け抜けていけるのだ。

日本でツアーが終わるとトンは韓国での活動に帰っていくから、ビギは特にこの思いが強く、まるで失恋した状態に見えていた。

ツアーがスタートした頃は皆はつらつと明るい顔で、ワイワイガヤガヤ笑顔しかない。これが日程が進みツアーも終わり近くになり、まさにツアー最終日終演後の新幹線や飛行機では、乗り合わせたファンは一様にどこか気の抜けたような切ない顔をしていた。

私は相棒と「ビギはいっせいに失恋状態」と笑った事があるが、この期間があるからこそビギでビギでいられたんだと思う。

 

 

                          

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