Wカップは少しお預けして・・・タイ洞窟不明少年たちが無事で良かった。
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十三人全員が無事だったと、とてもいいニュースだ。
先月の二十三日に行方不明になったのだから、約十日になる。
生き埋めには確か七十二時間生存限界説があり、今回は水がらみだったので
正直生存を不安視していた。
そんな私の考えとは裏腹に、タイの国民は少年達の生存を信じて、あちこちで祈り続けていた。その姿にある種の衝撃を受けた。
神社仏閣で祈るという行為を日本人もするが、そこにはご利益を期待する、ある種自己中心的な思いからくる祈りが主流だ。
それに対して今回タイの人々が両手を合わしている原点は、純粋に自分ではない他の人への思いにあった。
祈るという行為の先に、人としての真摯な姿、究極の誠実さとでも言えばいいのだろうか、そんなものを感じた。
失くしちゃいけないんだよね、この祈るという行為を。
後もう一つ。
「諦めちゃいけないんだ」
日本人は結構いろんなことを早い段階で諦める傾向があると思う。事件・事故、政治問題だって、国民も社会も飼いならされてたようにスーと諦めてしまう。
あるいは最初からどこか冷めたように、諦めているところがある。
無理、無駄、無力・・・気づくと「無」で周囲を囲まれている。
もっともっと「ひつこさ」を持たなきゃね。
たとえ無力な人間でも、無駄を返りみず・・・に。
成果主義が身についてしまった自分の思考に「渇」を入れた。